病みつきエンジニアブログ

機械学習、Python、Scala、JavaScript、などなど

就職するのか、大学院に進学するのか

このブログは誰に伝えるのか、誰が見るのか、というのを考え、
あまり個人的で面白くない内容は書かないようにしておりますが、
まあ、たまにはいいだろうということで、プライベートなメモ帳に記すと同時に
ブログの方にも書きます。

前提として、私自身はあまり良い人間だとは思いませんし、怠惰な人間であると考えています。怠惰だからこそ、環境こそが自分を動かす、そうわかっていて選択をしています。
そのような理由で、何かを考える/始める/辞めるにあたって私はそれなり真剣に考え、妥当な、真っ当な、納得のできる、筋の通った結論を出すようにしています。それが良い環境を作る方法だと考えています。

さて、表題の件についてですが、「就職」を考えています。
理由として最も簡潔なのは、「○○先生の元で、○○の研究をしたい」とは現状考えられていないから、です。

憲法上の理由(勤労の義務)から、私にとって就職するという選択肢は至極真っ当です。というのは冗談ですが、殊更理由を挙げる必要がないくらい、自然な選択肢だったのです。
そのため「私が大学院に行くのは妥当か」という観点から、表題の2択について検討していました。

もちろん、私にとって、大学院を志望する理由というのはあります。
現在、機械学習の分野について学んでいます。機械学習が非常に面白いと感じていると同時に、その分野の能力を身につけることは、エンジニアに成る上で、ひとつの重要な武器になるかと思います。対外的な評価という意味での武器というのももちろんそうなのですが、プログラマーである自分が学問を身につける上で起こせるシナジーや、それによって解決できる問題の幅が間違いなく広がると考えています。
そのため、現在の学びをより深めるために、大学院という2年間のフィールドを歩むことが自分にとって良い選択肢なのではないかと、そのように考えていました。

しかし、大学院に身を置く最大のメリットは、指導を仰ぎたい特定の教授の元で、研究をしたい、ということではないでしょうか。今のところ、冒頭に述べたように、そのようには考えていません。
反対に、それ以外の理由、即ち私が先ほど挙げた「機械学習について学びたい」ということであれば、大学院に行かずとも達成可能な事柄の用に感じてしまうのです。もちろん、大学院に行ったほうがこれは満たされるでしょうが。

私が上記のように考えることができたのは、現在私が置かれている環境に因るところが大きいような気がします。
具体的には、就職活動が勉学を妨げる程ではないということ、今年の秋から研究室に配属されており、残り1年以上あること(個人的には、今年の春に配属させるシステムの方が良いかと思いますが)、身近に研究の情報をシェアしてくれる方がいること、などです。
改めて現在の環境や周りの方々に対して、感謝をしなければなりませんね。

さて、今後の身の振り方ですが、残りの期間で、自分に今できる勉強をするまでです。その上でどうしても研究室に行きたい理由ができれば、その折に最適な道を選択していくことでしょう。