病みつきエンジニアブログ

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コンテンツを無料で公開しないのは、「リスク」になる時代かもしれない/あるいは俺がPerfumeのライブに行きたい話

最近、Perfumeを頻繁に聞いている。なぜ聞いているかというと、Youtubeで聞けるからだ。PCで作業しているときにわざわざiPod touchを出したりはしないし、容量的に取り込んだ音楽をMacに保存しておきたくもない。そうすると、お手軽に再生できるYoutubeを開いたりする。

Youtubeを開いて何をするかというと、トップページを見る。トップページを見ると、「あなたにおすすめの動画」とかいって私に動画がおすすめされる。

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それを見ることもあるし、Perfumeで検索して見ることもある。

YoutubePerfumeにはまった私の経験談から、「コンテンツ製作者はプラットフォームにコンテンツを出していったほうがいいんじゃないの?」という提案をしたい。

昔までは公開しなくてもよかった

あまりこういう言い方は好きではないが、対比のために言うと、コンテンツ制作者にとって一昔前まではコンテンツを公開しないのはリスクでも何でもなかったように思う。

Youtubeに公式PVを公開したら、確かにお金が貰える。詳しくは知らないけど、1PVあたり0.13円とからしい。Perfumeだと、1曲100万再生とかあって、1-2年で1曲あたり10万円儲かるかなあ、とか、例えばそんな感じだ(サービス全体として、動画内にPerfumeの曲が使われているとそれが配分される仕組みもあるかもしれない、とにかく詳しくない)。

CDを買ったかもしれないユーザーが買わなくなってしまう損失とか考えると、もしかしたらマイナス、だったかもしれない。

そう考えると、別に積極的に公開しなくても、大した問題ではなかったと思う。そんなものよりもテレビでの露出をいっぱい増やしたほうがお得だ。

しかしこれからの時代はレコメンドが強まる

ところが、インターネット全体として、「推薦」の機運が非常に高まっている

ミクロな視点で見れば、Youtubeはユーザーに対してどんどん動画を推薦してくれる。なぜならば、ユーザーが動画をいっぱい見てくれれば、閲覧数が増えて、広告との接触機会が増えて、データも収集できて、Google社にとって利益になるからだ。

だからGoogle社は、あるいはウェブサービスを運営する会社は、サービスにどっぷりと浸かってもらうために良質で個人に適したコンテンツをどんどん推薦する。(余談だが、機械学習的観点から、利用が増えることによって推薦精度が向上していくかもしれない)

これは、コンテンツ制作者にとっても、非常にポジティブな状況だ。良いコンテンツを作れば、それが適したユーザーに推薦されて、発見してもらえるかもしれない。ファンが増えてくれるかもしれない。

で、これはレコメンドが成熟してからでは遅いかもしれない。当たり前の話だが、サービス運営会社は質の良いコンテンツを推薦したりフィーチャーしたい。しかし、ユーザー生成コンテンツの質の評価というのはとても難しい。従って「再生数が多いから良質なコンテンツだ」などという風に判断する必要性が出てくる。公開した時期が早いほうが再生数が多くなるのは自然であるから、早く公開したほうが良質なコンテンツと認定されやすくなるかもしれない。あるいは、競争が少ないうちに出したほうが良い、と言ったほうがわかりやすいだろうか。

スターダストプロモーションの戦略(?)

スターダストと言えば、ももいろクローバーZさんで有名な事務所だ。スターダストの公式チャンネルでは、ももクロのPVなどを公開している。

で、面白いのが、スターダストの公式チャンネルでは、私立恵比寿中学とか超特急などのグループの公式PVも配信している。私はまったく彼らのことを知らなかったであろうが、スターダストチャンネルを登録することによって、名前ぐらいは知っているのだ。

まとめ

非常に難しいバランスではあるのだが、コンテンツを公開することによって、ファンを開拓したり、利益を得ることができるかもしれない。

もっとも、この機運に乗ってコンテンツを公開する製作者が増えすぎると、接触機会は当然減るし、推薦精度が下がることもあるのだが。そういう点で、非常に偏った言い方だなあとは思っている。それに、Skint Recordレベルでも合計で800万再生とかだ、その程度だ。

余談だが、このYoutube戦略によって、私は非常にPerfumeのライブに行きたい。誰か誘ってくれ